BomBomTown2024★レポート

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2023年9月22日・23日 2日間
こどものまちBomBomTown2024が終了致しました。

6年目が終わりました。
小学1年生から来てる子は小6で最後の年。
今年選ばれたキャプテンもそうなのです。

中高生サポーターも3年目。
自分達がサポート側であることを意識している姿もあり
さらに事業として厚みが出てきたことに喜びを感じます!

こどもがつくる、こどものまち

自分たちのまちは、自分たちでつくる。
まちをより良くするために、何をする?

ボンボンタウンの住民は、自分の意思で、誰をキャプテンにするのかを決めます。
4代目キャプテンは、去年当選した子が再選しました! 小学校6年生の女の子♡
「最後の挑戦をどうしてもしたかった!」と。

選挙に落ちた子は、副キャプテンとしてキャプテンと
より良いまちにするために一緒に頑張ってくれました。

今回は、商店街をより盛り上げるためにデコレーションをしたり(風船デコレーションが増えました)

商店街イベントでのってぃを呼んだり(大人スタッフはこっそり仕込んでいた部分です。笑)

人気のないお仕事のお給料を倍にしたりなど、
まちの課題を解決する税金の使い方に対して、最後に収支報告もありましたよ!

自分達が収めた税金がどのように使われているのか
擬似のまちとはいえ、体感があったのではないかと思います。

まちの お仕事体験

まちには、必ず必要な役割があります。
まちは、つながっているんだ、という体感を。

まちのためにお仕事して、給与をもらい、納税する。
助け合って、支え合っているまちの仕組みを体感!

何度も参加している子は、お札が新札になっていることを
とても喜んでくれました!
実はこれも参加していた子どもたちの声から変更したんです。

「もっと本物っぽいボンクにしてほしい。」と。
これからも子どもたちの声を少しでも反映していきたいです。

今年も警察が大人気でした。
逆に、何をするのか、わかりにくいお仕事は人気がなく・・・でも、やってみると楽しかったり。
それはリアルでも同じですね。

助産師体験も相変わらずの人気で体験が楽しそうです。
後ほど紹介するカフェ定員が、警察を抜いて「来年やってみたいお仕事No1」になりました。

イベント会場では、歌をうたって踊って、稼いだ子たちも!
ノリノリに盛り上げてくれてありがとう♪

おとな観光客は、今年も子どものツアーガイドちゃんたちが保護者をご案内しました!
観光客が来ると経済も回るし、人で賑わいまちが活性化するというリアル体験です。

こども起業家・お買い物

今年も40店舗ほどのこども起業家が誕生!
共同出店も増えてきて、起業家同士も仲良しに!

お互いがお客さんになっている姿もありとても楽しそうでした。
初日に売れなかったことを改善し、2日目には完売している様子も!

起業の受付や、困りごとは起業相談所へ。
BJS(中高生サポーター)が今年も先輩として大活躍でした。
自分達が経験しているから頼もしいです!

ボンボンタウン内も物価高??笑

値付けが毎年高くなっていると同時に
ちゃんと考えてお金を使う姿が増えたように思います。

どのようにお金を使うのか。
自分で稼いだお金で、自分で決めて、自分で買えるって、
たとえ失敗したとしても、小学生にとっては楽しくて仕方ないようです♪

お店づくりサポートでお世話になったの起業家のお2人には、
子どもたちの当日の様子もしっかりと見守っていただきました。

ボンボンカフェ新しくOPEN カフェ店員

「疑似通貨ボンクが余ってしまうからもったいない。何か使えるようにしてほしい。」
という要望が毎年ありました。

子どもたちにヒアリングすると「お得感」が欲しいとのこと。
なるほど・・・。

稼いだお金で食べたり飲んだりできたら嬉しい!とのことで、
ボンボンカフェが今年から始まりました。

(※さらに事後イベントとして10月6日(日)親子リユースフリマでもボンクが一部利用可能です!)

揚げたての春巻きを提供してくださった はるまき家のさとおさん。
新規OPENのお店で全員新人スタッフという(笑)
初日の運営はバタバタだったこともリアルっぽくて面白かったです。

誰でも初めてのことは、覚えることに時間がかかりますし、
それをあたたかく見守ってくださった1日目のおとな観光客のみなさまには感謝です。

中高生 大学生サポーターにとっても、はじめてのことだらけでしたが
小学生の主体性を生かすことを少しずつ理解し行動している姿に感動でした。

2日目は、1日目の改善を活かしオペレーションがスムーズに♡

このボンボンカフェの立ち上げは、大学生と中学生でしたんです。
若手に新規企画を任せていくことも大人の役割。
失敗は、かならず糧になる、経験をたくさんたくさん積んでほしいと思っています。

はるまき家さん、たっくさんの春巻きありがとうございました!

さいごに

子ども本来の力を、大人はどれほど信じているでしょうか。
ついつい口を出したくなるものです。笑

今年は高校生サポーターが初めて加わりました。
高校生自身が、小学生の主体性に感動する場面もあり
大人たちの役割は、もはや「邪魔をしないこと」なのかも。
と感じます。

こども・わかものを取り巻く環境で子どもたちの育ちは変わります。
わくわくする未来は自分たちでつくれる、と当たり前に感じてほしい。

子どもたちの可能性の芽を地域のみんなでしっかりと育てていきたいです。

小学生の周りに中高生、その周りに大学生、その周りに若手。
そしてそれを見守り支えていくのが大人。

▼終了後の振り返りの様子▼

こどもが主体のまち。
擬似のまちとはいえ、これが地域に広がると信じて
活動を続けていきたいと思います。

今年もたくさんのボランティアスタッフが活躍してくれました!
若者が小学生から気づきを得る場所になっています。

来年も楽しみです★

この事業にご協力くださった保護者のみなさま、地域のみなさまにも深く感謝申し上げます。

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