こどものまちボンボンタウン【こども会議#2 お店づくりの部】レポ

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こどものまちボンボンタウン こども会議#2 お店づくりの部が開催されました!8月7日@カミーノ ホール

こども会議#1では、まちとは何か?主に、公共のことについて学びました。

今回の#2は起業についての学びです。起業家による「こども起業家育成」です♪

ゲスト講師は、お2人。野々市市出身で野々市を愛する株式会社Moly代表取締役 河合成樹さん。株式会社泥団子という仮想の会社をつくっちゃう小3の息子さんとの楽しい日常が伝わってきました。▼

野々市市のこども事業に関わり、「けんせいせんせい」(言いにくい(笑))と親しまれている株式会社ガクトラボ代表取締役 仁志出憲聖さん。 実際に大人向けに起業家支援もしており、学生・若者と接することが多く、これからは未来を見据えて「こども起業教育やりましょう♬」と、全力でこのプログラムを開発してくれました。(産休に入りました こども会議 #1の講師 田村由佳さんも指導案作成でお世話になりました!)▼

司会進行 ファシリテーターを務めてくださったのは、こどもミュージアムの音楽講師でおなじみ金沢星稜大学こども学科の むらじときえ先生。起業家お2名のトンがった強くて優しい空気感、テンポ感、起業家らしい独特のノリの隙間に、スッと溶け込んでいました。

「マイクと声」だけではなく、サラッとピアノを弾いて、時間の流れや、子ども達の作業のメリハリを調整していました♪ むらじ先生の身体の一部がもうピアノですね。何かを表現する方法は、自分の強みをいかして、何だっていいんだなぁと感じます♡▼

 

導入は、名刺交換!ビジネスっぽい始まりですね。手作りの名刺をつくり緊張しながらも、しっかりと自己紹介をしました。

実社会の身近な事例を確認し、その後は、他県の「こどものまち」で活躍している「先輩こども起業家」の事例をたくさんインプット。「先輩スゲーーー!!」と叫び、羨望の眼差しがありました。

具体的にイメージできる憧れは、夢を実現する1歩になります。

河合先生がどうして社長になったのか?というお話や、仁志出先生の講義の内容を、自分で持ってきた折り紙に黙々とメモをしている男の子もいました。当日、どんな こども起業家として活躍するのか、とても楽しみです^^

とにかく具体的にイメージできることが大事!! 実寸で、子ども達がイメージしやすい難易度でサンプルのお店を準備しました。

すると、具体的な質問がたくさん出てくるんです。「こういうことがしたいんだけど、これはOKか?」と。前に進んでいる証拠です!

(持ち込めるものなど詳細については、開催の1週間前には当サイトでお知らせしますね)

商品開発のイメージができたら、PRするため実際に、段ボールと厚紙を使ってPOPの制作をしてみました。

女子らしさ、男子らしさが爆発していて、それぞれいい味がでていました。

POP制作の参考書も用意してさりげなく置いておきました! 興味のある子は真剣に見ていましたよ。

今回は、個人で制作をスタートしましたが、お友達どうしで「どっちがいいと思う?」という議論や、主体的に共同で制作する子もいて、創業は2人でする、3人でする、という女の子チームが何組もありました!

   

POP制作のワークだったのですが、そこにある材料で商品(ゲーム)をつくり出す子もいて。この短時間で、準備した限りのある素材で、湧いてきたイメージをすぐにカタチにしちゃう。

大人になるとルールや、パターンに縛られたり、失敗を恐れたりしますが、子ども達の「やりたい!」気持ちが行動に直結している素直さと、柔軟性が羨ましいです。

「お店を出すコツ」を本物の社長さんから学ぶ貴重な時間。アドバイスを積極的に求める子ども達の姿も印象的でした。

可愛いマスキングテープを家から持ってきた女の子。 「使いたい人がいたら使っていいよ」とみんなのために貸してくれました。自分のことだけではなくて、同時期に創業するお店どうし助け合っていくことも「まち」全体は絶対に盛り上がりますし、良くなっていくこと間違いないですよね。素敵でした〜!!

そして、各班から1名ずつ発表しましょう!という流れだったのですが・・・発表したい子がたくさん!(驚) それだけ自分の創造に、自信もあったのだろうと察します。

ちびっこ起業家!小さな身体でガンガン攻めている感じがとても可愛く、ますます全力で応援したくなっちゃいました♡

最後は、修了式。29名の小学生が準備リーダーとして認定され、当日はリーダーシップを発揮し活躍することを期待しています。

修了証をもらって、あつ〜い握手♪ にて、こども会議#2は終了しました。

仁志出さんは、決して簡単ではない内容を子ども達へ「どう飽きずにごまかさず真っ向から高めていくか最後までこだわった」とのこと。ギリギリまで考え抜いた創造のセンスと、それを現実にカタチに落とすスピードには圧巻でした。

河合さんは、「ついに野々市もここまで来ましたか!野々市の未来は輝かしいですね。」と。生まれ育った野々市への愛着と誇りが感じられ、こども達や未来の可能性を信じている姿に、改めて背中を押されました。

ボンボンタウン当日もお2人は来てくださいますm(_ _)m お忙しい中、本当にありがとうございます。

自分たちがどういったお店をつくるのか、誰のために何をどのように?を1個ずつ考えていくそのプロセス 自由な創造こそ、面白い! 

そして、ココで学んだことが、実践できる場があるって最高です。

大人の実社会では評価や失敗をどうしても気にしてしまいますが、 挑戦と失敗ができる、やりたいことを思いっきりやってみることができる!ボンボンタウン。 当日にどんなストーリーが生まれるか楽しみですね!

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