こどもミュージアム 夏休み★KID’sラボ★レポ
こどもミュージアム夏休み4日間!はじまりました〜
1年半前の春休み・手探りではじめた「こどもミュージアム」ですが、
気がつけば、本当にたくさんの親子のみなさまに支えられて、
子ども達へ愛溢れる講師陣に恵まれ、正式に野々市市の事業となり、
これから継続して運営していく希望が見えた今年度♡
長期休暇中の小学生を取り巻く環境と、子ども達の育ちについて、市が一緒に考えてくれています。
心強いです!
4月にOPENした、にぎわいの里ののいち カミーノ にて初開催です!
初日は、中・高学年コース”KID’sラボ”。
受付お手伝いしたい!と、自主的にスタッフサポートをしてくれる子が今回初めて出てきました。
本当に、嬉しいです♬ 地域で一緒に学び場をつくっている感じがします。
これから絶対に必要になってくる「つくる側」の視点。
誰かが喜ぶ創造を、いつもより少し深く考えて、カタチにしていく時間です。
プログラミング体験ではお馴染みのロボ団安達先生と、
こどものまちBomBomTown,こども会議 でお世話になっているガクトラボ代表取締役の仁志出先生。
春休みに引き続き、夏休みバージョンで再び、コラボ企画です!
2人揃うと、子ども達に負けない強いエネルギー^^
外も暑い日でしたが、野々市の子ども達へ注ぎ込まれた愛の温度も熱い!
一人ひとりの子ども達の成長を、育ちを、本気で考えてくれています。
今回のミッションは、「未来の教室をデザインせよ!」。2030年の学び場を考えました!
誰のために? 何をつくる? どんな力がつく?
ワークシートをヒントに考えます。
車が教室でボタンを押すと先生が出てくる、
寝ながら楽しく授業がうけられる、などなど、
「どんな教室だったらいいかなぁ〜」と、一生懸命考えて、面白い発想が会場内に弾けていました。
外国人や障がい者、家族に対しての優しい案もたくさん。
子ども達の発想力と純粋な優しさに触れて、一緒にワクワクしながら、ホッコリ感もあって。
明るい未来への可能性がひらけていますね。
ワークシートに記載したものを、立体のカタチにする。「人」と「未来の教室」をつくりました。
それぞれ想像したものを、カタチにしていく、ものをつくるというプロセスこそ子ども達は楽しくて楽しくて仕方ないんですよね。
よし、次は・・と、言いながら真剣な目。
できた!・・・と、想いがカタチになった時の嬉しそうな表情。
型からはみ出して表現したり、定規を使って丁寧につくったり、感覚でざっくりと画用紙を大胆に使ったりと、それぞれの個性も爆発していました!
午後からは、ロボット開発!プログラミング体験!
自分たちでつくった「未来の教室」に、自分たちでつくった「人」を、自分たちで組み立ててプログラミングしたロボットで運ぶ。
自分たちでつくった世界に浸る時間です。
プログラミング的思考だけではなく、コミュニケーション能力の育ちも考え、2名ペアになって、ロボット組み立てとプログラミング体験が進みます。
「ハイ、次どうぞ。」と相手のやりたい気持ちを思いやって、仲良く進めているペア。
手を重ね合わせてどんどん距離が近づいていくペア。
これってこうだから、こうじゃない?と議論して相談して進めているペア。
自分がやりたい気持ちと、相手のやりたい気持ちがぶつかってしまうペア。
2人ともわからなくなって、パソコンに触れず、対話が進まない静かなペア。
子ども達の性格の凸凹に良い悪いもなく、組み合わせによって状況が変わります。
今回も、講師3名体制で丁寧にフォローしていただきました。
現実社会では、ミッション達成に向けて、
どんな人とチームになっても前に進まなくてはいけない時もありますよね。
そして、チームでやるからこそ、共に創るからこそ、達成できることも多くあります。
嬉しい!悔しい!など、様々な感情を伴う、子どもの頃のいろんな経験や体験は、将来、無駄になることはないと信じています。
毎回、子ども達の素直な気持ちとして「もっとやりたかった」という声をよく聞きます。泣く子もいるくらい。
最後の挨拶が終わり、「もぅ、おしまい!」とスタッフに強く言われても、片付けしながら、パソコンから離れず、マウスから手を離さない子もいました。ズルズルと机の片付けと一緒に移動していました・・・(笑)
それだけ、子ども達は好奇心の塊で、ものづくりが大好きな子たちが集まっているんだなぁと感じており、プログラミングはもちろん、その他のジャンルも「体験」に留まらず、今後はもっと長時間子ども達が納得いくまで没頭できる環境もあったらいいなぁと、私も子ども達と一緒になって、新たな「未来の学び場」のイメージが湧いてきました。
大人の私は画用紙ではなく、このカミーノ ホールで、実現できるように考えてみます(笑)
私たちは、地域(行政・保護者・専門の講師の方々)と共に、子ども達の学び場をつくっていきたいと思っていますので、ご意見などありましたら遠慮なくお声がけください♡
サービスを提供する側、提供される側という境界線はつくりたくありません。
私たちも母親としての当事者であり「地域にあったらいいな」を常に同じ目線で考えて、改善を続けております。より良くなるように、アップデートです!!
(顔が隠れちゃった子、ゴメンなさい・・・・。未来をつくるのは子ども達♡)
こどもを真ん中に、最高の学び場を、一緒につくりましょう♬
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