こどもミュージアム冬休み【アート・音楽】レポ#1
こどもミュージアム冬休み
【アート】
小枝のサンタクロースをつくろう!
「自然」の本物の小枝は、一つひとつ違います。
それを手にとって、触れて、まずはどれにするか選びます。
同じ「枝」でも、色やカタチ、大きさ、断面の幅、など表情の違う自然。
好きものを選択できるというのは、子ども達にとってはとても嬉しいこと♡
自分が「好きだ」と思うもの、これが「良い」と思うもの。
それぞれ真剣に選んでいましたよ!
何考えているのかなぁ〜って、子ども達の表情見るのが楽しいです(笑)
断面をツルツルにしないとサンタの顔がうまく描けません。
ヤスリを使ってひたすらゴシゴシ。同じことを繰り返す根気と集中力。
途中でポーイってなっちゃう子もいたようですが・・・(笑)
これから大人になっても、面白いことをするための土台、
地味で大変な、単純作業で、面白みのないプロセスって必ずありますよね。
みんなでやるからできることとか。プチ修行です。
そしてツルツルになるまで、
「まだかー」という心の声が聞こえてきそうな表情の子も(笑)
一つの達成感を味わったあと、それぞれの感性でサンタの顔を描きました。
小さい小さいスペースに、繊細な、いろんな表情のサンタが生まれました♡
ボンドで土台に接着した後は、自由に飾り付け。
わたが人気でモコモコ雪景色♡
小枝のサンタクロースが完成です。
いまにも本当に笑ってくれそうな命が吹き込まれた感じですね。
【音楽】
ジャズの音を楽しもう!
みなさんTakeFiveという5拍子のジャズの有名な曲を知っていますか?
5拍子って普段あまり馴染みがないですよね。
まず子どもたちに馴染みのある2拍子3拍子4拍子で身体を動かして遊びます。
そして、5拍子もうまくいきました!
カラフルなゴムをつかって、5拍子の音を聴きながら、自由なカタチをつくります。
聞いて、感じて、動いて、見る。
それぞれ違う感じ方、二人だからできるオリジナルなカタチ。
ルールの中でも、感じたままに自由に動くという創造は楽しいですね♡
ちょっとお部屋を暗くして、光とカラフルなフィルムを使って、
ピアノの音に合わせて5拍子ごとにポーズを決めます。
5拍子の音楽を聞いている間、自然と身体が動きダンスを始める子もいました。
集団では、感じたことや思ったことを、即、ストレートに表現することって、歓迎されないこともありますが、音楽の時間で本当にイキイキする子っているんです。
私たちが、「音楽」をこの「こどもミュージアム」に絶対に外さない理由はココにあります。
音楽は、何かを作品をつくったり、すぐに何か達成感や満足感が得られるものではありません。とても成果としてはわかりにくいのですが、身体の中にはリズムがあって、音楽は絶対に前に進むという心地よさを感じたり、それに素直に反応できる場でもあります。
もちろん授業中に他人に迷惑をかけることや、
人に嫌な思いをさせるような言動は必ず注意していきますが、
少なくとも、自分は自分を表現して良いということを、
この場では受け容れていきたいなぁと思っています♡
最後は、TakeFiveのCDを、本物のジャズを聞きました。
私もジャズ音楽ききながら、感じたまま身体を揺らしてみたいです♬
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