“野々市わかもの会議”ママレポ
こどものまちBomBomTowm“こども会議#1”が開催された日の午後からは、”野々市わかもの会議”が開催されていました。@カミーノ
「こどものまち」は、小学生対象の仮想のまちですが、中学生になるとホンモノのまちづくりに携わることができるんです。
現在は、高校生・大学生・20代の若者が中心となっており、子育て世帯にとっては、あまり接点のない未知の世界でしたが、数年後に中学生になる娘がいるので、ママとしては興味津々。
一部始終、見学させていただきました♬
NPO法人わかもののまち 代表理事の土肥 潤也さんが「わかもののまちのつくり方」についてお話くださいました。
彼にお会いするのは2回目です。前回(「こどものアソビバ」についてドイツの事例紹介)の講演もとても素敵だったのですが、今回はさらに、若者らしい無茶苦茶な勢いとエネルギーを感じました。
バケツゼリー ← 誰もが一度はやってみたいと思うコト(笑)ができないような人は、まちなんか変えられない!! という彼の理論に、超!納得♡(笑)
とにかく、バケツゼリーをまず活動でやるそうです。いいですね〜。
まちで大きなフラッシュモブ仕掛けたり、まちで何千人もアンケートとって市長に提言したり。
「小さなことから変えていく。やりたいことはやってみたら意外とできるもんだ。やりたいことをやることで人とつながっていく。」ということに深く共感しながら聞かせていただきました。
最後に、
その1:楽しくやるべし!
その2:ためらうな!
その3:未来を語ろう!
若いということは、これからも長く生きる。
未熟とは新しいということ。
新しさでまちをアップデートしていこう。
と、締めくくった20代前半の土肥さんの、ありのままの純粋なパワーに、何だかウキウキしちゃいました。若い未熟さが、うまくいかない場面も多い中、それをプラスに変換する明るさと爽快さ(笑)
実際に、成功体験に縛られ、前例主義で失敗を恐れる大人たちが多い中、若い「純粋なやる気」が周りを動かすエネルギーになったりしますよね♡
経験やスキルのある地域の大人たちは、その若者の未熟さを受け容れ、新しさを知り、分かち合いながら、それぞれの役割を担い、まちがアップデートされていくのは、本当に理想だと思います^^
次回の”野々市わかもの会議”は8月25日開催です!粟市長も来るそう。
「こども」は「わかもの」という過程があって大人になっていきます。
子どもでも、大人でもない時期。
私は、その時期に、自分の住むまちについて考えたこともなかったし、接する大人といえば、親か親戚、学校の先生、近所の人でした。
若者のやりたいことを応援してくれる、地域の面白い大人と接点を持つことができていたら。
若い頃にたくさんの挑戦と失敗ができる環境が地域にあったなら。
楽しいことだけではなく、辛いことも悔しいことも、たくさん体験していたなら。
もっともっと心が解放された、豊かな面白い人生だったのかなぁと思います。
後半は、市の職員もまざり、野々市市をどんなまちにしたいか。どうしたら若者から野々市市をより良くできるのか。ワークショップも盛り上がっておりましたよ。
自分達が暮らす街を知り、未来を考え、自分の夢や希望を見つけて挑戦する、
同世代の仲間と一緒に、私たちの住む野々市の「これから」を語り合い、発信することが目的となっている“野々市わかもの会議”。
「意識高い系」と一般的に呼ばれている子たちの集まりではなかったですょ。(笑)
誰でも気軽に参加できる雰囲気でした〜
意見交換で終わらずに、実際に何か小さくても地域に良い変化が起きる瞬間を楽しみにしています。
若いエネルギーっていいですよね♡ 楽しさ、写真から伝わりますか〜?会が終わってからも、対話・交流がずっと続いていましたよ。
こどものまち → わかもの会議 しっかり連携しながら、自分のまちについて、自分たちで考えるという意識が少しずつ育つといいなぁと思います。
野々市市の、切れ目のない「まちづくり教育」って感じですかね。
子どもも、若者も、「やってみたい!」ことに対して全力で応援できる地域の大人でありたいなぁと、改めて感じました。
こども.わかものが、この地域の未来をつくるのですから♪
北國新聞▼