「大好き!」のフカボリ体験★YouthLab(ユースラボ)成果発表会レポ
学校や家では、なかなか体験できないことを、企画運営してきた
こどもミュージアムは、今年度から参加者対象を中3まで引き上げ、
YouthLab(ユースラボ)がはじまりました。
単発のイベントではなく、週1回2時間、みんなで集まって探究活動をするというもの。
探究学習って最近よく聞くけど、何?・・・
とても簡単に言うと、
自分の興味関心を夢中になってフカボル、周りの課題を解決するために行動してみる、など
夏休みの宿題「自由研究」「調べ学習」の、すーーーんごいやつ!という感じです!
(専門の方からみると、お粗末な説明だと思います、スミマセン)
10代の前半では、まず、学校や家ではできない「大好き!」のフカボリ体験から★
テーマ決めから、探究活動(ラボ活動)、発表まで
仲間がいて、サポーターがいて、学校とはかなり違う雰囲気♪
探究学習はサイクルを回すことが大切だそうで、
1回目、2回目と連続で参加してくれた子達は、
「探究」について、腹落ち感のある理解があったのではないか、と思います。
7月31日からはじまり、全9回のラボ活動を終えて、9月18日(土)は、成果発表会の日でした!
次の1歩を進むための振り返りの時間でもありますね。
発表は、なぜするのか?と、開始前に子ども達に問うてみました。
・みんなに知識をシェアするため
・みんなに発表しないと活動した意味がない
・みんなに自分の意見を知ってもらうため etc
質問後、即座に答えていましたよ。(‘∇^d) ☆!!
アイスブレイクの後は、プレゼンのリハーサルタイム!
各班に分かれて、プレゼン資料の改善をしたり、何を話すのかをサポーターと改めて整理をしました。
夏サイクルの今回は、全員がスライドを使っての発表になったんです!
紙での発表予定だった子がラボ活動最後の日に、仲間達に刺激され、
「おれも、パワポでやる!!!」と、力強く話しているのが印象的でした♡
大人サポーターも子ども達のやる気に刺激され「よし、絶対にやり切るサポートする!」と、
間に合うのか不安になりながらも(笑)覚悟が決まった瞬間でもありました!
10歳〜13歳の6名。
自分でテーマを決めて、自分で活動してきたことなので
一人ひとり、自信に満ち溢れていたプレゼンでした。
全体がすごくカッコイイ雰囲気となり、
子ども達の達成感や充実感も倍増したのではないか、と感じます。
何かを伝えたり、表現したりできる道具が増え、使いこなす10代!
大人たちが、未来をつくる可能性の邪魔をしてはいけない、と痛感しています。
弾けている好奇心、スポンジのような吸収力、素直さ、純粋さ。
子ども達の可能性は無限ですが、10代はその「伸び率」が半端ないのだと思います。
この時期に出会うヒト、体験したコト、興味をもったコト、学ぶバショからの影響で
人生のベクトルが定まってくる子もいるかもしれません。
一人ずつの発表が終わるたびに、可愛い付箋に「感想」「応援メッセージ」を
コメントして、本人に渡していきました!
ちょっとしたことですが、手書きのコメントをもらえるとあたたかさがありますね。
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休憩中は、すっかり仲良しになったみんなが、ピアノで遊んでいました。
中学生の子がとても上手な演奏を披露♡
学びと遊びと仲間と場。
まだ10代前半の「ユースセンター」や「探究学習」が身近ではない野々市市。(石川県?)
試行錯誤しながらですが、地域にYouthLab(ユースラボ)が定着していくといいなと思っています!
10月からは、3ヶ月を1サイクルとして、
YouthLab(ユースラボ)は、はぐネットの自主事業として続けることとなりました!
12月に成果発表会を予定しています。
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文科省のサイトです。
2万人以上の子供を0歳から18歳まで追跡調査したデータを用いて、子供の頃の「体験」が、その後の成長に及ぼす効果を分析
面白かったので、興味のある方は是非お読みください▼